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佐藤光郎 Painting Works =アンサーとして アンドゥとして=
2016/10/06 - 11/27・ KAMEI MUSEUM

作品展図録
サイズ:150mm×150mm
ページ:28項
本 文:サテン金藤
表 紙:リ・シメマ スノーホワイト
定 価:一冊1,000円(送料込)ご希望の方はmailにてお申し込みください

図録

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展覧会の様子
カメイ美術館 カメイ美術館
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kamei ギャラリートーク
ギャラリートーク② ワークショップ
カメイ美術館は「世界の蝶」や「こけし」のコレクションでも有名です。ホロタイプ(世界で唯一)の貴重な標本もあります。  
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「佐藤忠良氏からの手紙」
カメイ美術館(仙台市)での作品展で公開しました「佐藤忠良氏」からの手紙です。
1987年頃に頂戴したもので、今でも折に触れて拝読し戒めとしております。
当時自分は30代前半でした。そんな無名の若造に、便箋4枚に及ぶ万年筆での丁寧な手紙。
あり得ない事のような思われがちですが、事実です。
佐藤忠良氏からの手紙

以下、原文のまま。

佐藤光郎様
只今ご書状拝見いたしました。
大張川張の番地は小生の居りました処に
きっと近いご住所と思います。
小生この度は、少々早く発ちますが(17日)
夕方の河北新報の顔合わせまで、用事があり、
翌朝は審査会場に入りますが、彫刻終了後すぐ東京に帰ることになります。
ご出品の絵も絵画部は小生の顔を出す
処ではありませんので、拝見残念
ながら不可能と存じます。

こちらの東京の展覧会などでもご活躍の
ご様子 同郷 心強い思いです。
昨年のご案内状拝見しただけでは、小生の
考えを申すのは難しいことです。
作者は誰でも言葉一つにも神経質になるものです。
ただ、この二枚を拝見したところでは、非常に
繊細な詩情のようなものを持たれてる
と思います。現代という一種の儚さ
さえ感じます。この優しさにのめり
込み過ぎると感傷的に過ぎて、軽い作り絵
になりかねない、そのすれすれの難しさ
が課題になるかもしれないように思いますが
如何でしょうか。このことは私自身
いつも自分の問題として心にのしかかっ
ていることだからです。

イギリスで先年亡くなったヘンリー・ムア氏と
三度お目にかかり、あの静かで尊大ぶら
ない折目ある優しさが、あの強く美し
い彫刻を作り出すのだと、しみじみ教え
られて帰ってきました。
本当の心からの優しさは、心から笑い
怒ることのできる人ではないかと感じました。
なにか纏まりのないことを書いてしまってお許し
下さい。
ゆっくりお目にかかってお話のできないのを
残念に存じます。
4月8日     佐藤忠良

 

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