2015年03月01日 (日曜日) 上が紅茶で染めたケント紙。 下は柿渋を塗ったケント紙。 塗りを重ねるほど色が濃くなります。 紅茶染めの方は、濡らすと色が動くのでドーサを引きます。柿渋を塗った方は、耐水性に仕上がるのでドーサ処理はしません。 |
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「ケント紙水張り」の公開制作をご覧いただきありがとうございます。数名の方からお問合せがあり、以下のとおりお答えしました(参考まで)。Q: スケッチブックの代わりにって言うけど、何枚作るの? A: 今回は50枚作り、約半数に着色中です。 Q: 柿渋はどこで? A: 写真の柿渋は当地のものです。1本1000円でした。(宮城「なんでもや」0224-73-5888) |
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2015年02月21日 (土曜日) |
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ケント紙パネルは何枚も作っておくと便利です、鉛筆もアクリルもOKですから。スケッチブック代わりにパネルを使い、そのままタブローまで進めることも可能ですね。 とりあえず、数枚は紅茶を煮出した液を塗ることにしました。何度か塗り重ねると絵の具では出来ない微妙な色に染まります。 |
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乾燥を待ってもう一度ドーサを引いて、水張りは完了です。ケント紙は水を含みにくいので、水張りの際はチョット手こずりますが、何枚かやってみるとコツがつかめます。是非実際に試してみてください。 | |
乾いたらドーサを引きます。 |
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張り終えたところです。若干シワが残ってもケント紙が乾燥するとピンとなります。 | |
四隅に水張りテープを貼り終えたら、乾いた布でしっかり押さえます。水張りテープが木枠の裏まで回り込んでいるのが分かります。 | |
水張りテープをパネルの木枠に固定したら両端を折り込みます。同様に反対側にもテープを貼り、その後、もう2辺にも水張りテープを貼ります。 | |
パネルのケント紙の端にテープを張りつて、そのまま丁寧に木枠に、そして木枠の裏に若干回り込ませて貼り付けます。 | |
水張りテープに水をつけます。刷毛に水をつけてテープに当て、その端をつまんでテープを引っ張ります。テープがピーンとなり扱いやすくなります。 | |
ケント紙をエッジに沿って押さえたあと、四隅の角をチョット織り込んでおきます。 | |
パネルにケント紙を密着させます。パネルも濡れているので空気の入っている部分が良く分かります。乾いた布でその空気を押し出すようにあててパネルとケント紙を密着させます。 |
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パネルに霧吹きで水をかけて、一度布で拭き取ります。その後、もう一度パネルに霧吹きで水をかけます。 | |
ケント紙が水を吸い込んだら、同じようにもう一度水を塗ります。ケント紙が大分シナッとしてきました。 | |
ケント紙全体に刷毛で水をたっぷりつけます。冬はぬるま湯を使った方が良いようです。 最初対角線状に塗って、そのあと縦横に刷毛で伸ばしました。 |
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水張りをします。パネル・ケント紙・水張り用テープを用意します。ケント紙はパネルより四隅とも1,5cmほど大きくカットします。 水張り用テープは貼る紙の大きさより若干長めに予めカットしておきます。 余ったテープはラップで包んで密閉できるビニール袋等で保存します。保存中に水分が付いてしまうと使えなくなります。 |
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