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2003-10-19
和紙に柿渋を3回塗りました。
大分茶色に変わりましたね。
ちょうどこのサイトの背景色のような感じになります。
また、柿渋を塗った和紙は、強度も増しゴワついた感じになります。
中央は柿渋を塗った和紙の裏面です。
上部は全く塗ってない和紙です。
BGM:サイトウ・キネン・チェンバープレイヤーズ/J・Sバッハ:管弦楽組曲第3番/第4番-KICC 418

シナベニヤに柿渋を一回塗り。
上部は塗ってないシナベニヤです。
うすく茶色に変わり、木目もはっきりしてきたのが解ります。
柿渋は日光に当てると茶色になります、ただその際木材が反ってしまいがちなので、柿渋は両面に塗るようにしてください。
今後も変色が進むと思われますが、柿渋作りは今回で終了させていただきます。
なお、前回の説明の中で柿渋を作ったら4〜5年冷暗所で保存するよう説明いたしましたが、1〜3年で充分だそうです。お詫びして訂正いたします。

 

 

2003-10-13
シナベニアに柿渋原液を塗っています。
柿渋は紙だけでなく、木材にも塗れます。
何だかあまり変化が見られないですが、全体に塗り4〜5日様子を見ましょう。
こちらは、保存して5年程経過した物です。
渋を布越しして容器に保存します。
冷暗所で4〜5年保存することになりますが、数日間は発酵しますので一日一回ほど液を掻き混ぜてください。
容器は金属の物は避けてください、液が黒変します。
(保存期間を1〜3年と訂正)
それを水ごとジューサーに入れ、すりつぶします。
容器に入れて水を加えて一昼夜そのままに。
(水を加えないで、そのまま摺りおろす方が良い渋が採れますが、今回はジューサーを使うので水を加えてあります)
小さく切ります。

柿渋は防腐、防虫効果や乾くと防水性があることから、昔はよく使われていました。
今回は、その柿渋を作ってみます。
時期的にはちょっと遅くなってしまいましたが生柿を用意します。
8月中旬から9月中旬の最も渋い時期の柿が最適です。

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