ところが・・・体と心をまったく切り離すことはできないので、やはり
、体が疲れると、精神や考えに影響が及びますよね。
健康によい食べ物、適度な運動、そして十分な睡眠によって、疲れに対
処しなければなりませんね。
今朝サンライズ出雲で東京に帰ってきたのですが、寝台車の心地よい揺
れのおかげで、気持ちよく眠れました。すっきりです。

田舎に帰ると必ず行く、ティファニー美術館にもほかの美術館にも行き
ませんでした。今回はひたすら家で本を読んでいました。聖書は私にと
って命の糧なので、東京でも読まない日はないのですが、東京の暮らし
は忙しく、興味のあるほかの本を読むことは後回しになっています。今
回はその中から２冊持っていって一冊は読み終えました。もう一冊は半
分だけ。でも満足しています。私にとって難しい本なのでそれによって
知識を得たと言う満足感を得るには至っていないのですが、確実に世界
は広がった気がしています。(線文字Bに関する本です。読みかけのもの
はヒエログリフなどやはり文字に関するものです。)


遠出は鳥取砂丘・・・何度か行きましたが、海が見えるところまで歩い
たのは初めてでした。息子夫婦も感動していました。
らくだにも触りました。らくだってかわいいですね。近寄ったり、撫で
たりしても嫌がりません。むしろ甘えるように体を寄りかからせてきま
す。かわいかったです。
そのあと皆生(かいけ)で、温泉も楽しみました。
大きなイベントはそれくらいでしたが、たくさんの友人たちに会う機会
もありました。
一週間ほとんど外出せずに本を読んだり、暇つぶしに田舎のダイニング
のカーテンや小物つくりをしていましたが、充実しました。
田舎の家は築３０年くらいになるブロック建築の二階建てです。母がリ
フォーム好きなので、家はまるで生き物のように、改築したり、壁や床
を張り替えたりで常に新しくなっていましたので、今もまるで新築のよ
うにきれいですし、ブロック建築のせいかゆがみなどもありません。そ
して、小さな庭があります。集落のはずれにあり、窓の外には田んぼが
広がっていて、その向こうに民家が並びそのはるか遠くに大山が富士山
のような形で見えています。
どの部屋にもさんさんと陽が入り、気持ちよく風が通る快適な家です。
今は誰も住んでいませんが、近くの人が時々世話をしてくれているので
、いつ帰っても大掃除などせずにすぐに生活できますので、今回もすぐ
にリラックスできました。
東京に帰るときにいつも思うのは、その田舎のペースを東京に持ち込ん
で、ゆっくり生活したい・・と言うことなのですが・・・東京に私が築
いた暮らしはそうさせてくれませんね。今日も、家に着いて早速したこ
とは・・・宛先不明で帰ってきた招待状を再送するための電話でした。
そして、午後からは頼まれている買い物をするために銀座に行かなけれ
ばなりません。そして夜には友人が食事にやってきます。こう書いてい
るうちに東京モードです。
東京は、気を散らすものがやはり多すぎます。娯楽にしても、物質にし
ても、何かのチャンスにしても(資格を取るとか、教養を身につけるとか
)ないものはないといっていいでしょう。ですから、よほど注意しないと
、それらすべてを追い求めようとしてしまいます。体はひとつ時間は一
日２４時間と言う制約の中でそれは到底無理ですのにね。そのために時
間と体力と資力を奪われてしまうのですが、家族や自分の基本的に大切
なものからそれらが奪われてしまうのは、本当に問題ですね。気をつけ
なければなりません。

今日は東京地方は雨です。では、雨の銀座に行ってきます。